橋口組 後半戦
橋口組が始まって、あっという間に1週間がたちました。
「サンライズ・サンセット」の台本を使ってリハーサルを繰り返し
35名の受講生の中から13名のキャストが決定しました。
キャストに選ばれた受講生の中には涙ぐむ方もいて、
役に対する真剣さ、橋口監督への思いなど
込み上げるものがあったのでしょう。
ワークショップを超えた、真剣勝負な姿勢に気持ちが引き締まります。
そして、キャストが決まると衣装合わせです。
衣装を着ると、役のイメージが一気に膨らみます。
衣装決定後は、キャストごとにエチュードをしました。
早川役の藤井さん、ちさと役の橋本さんは
橋口監督の指示のもと、抱きあってお互いの良いところを
言い合うというエチュードです。なかなか橋口監督からのOKはでません。
大森役の中村さんとお京役の岩野さんは
設定なしで、いきなりのエチュード。
結局、「運動会で走るのが遅いパパ」という内容のエチュードになりました。
岩野さんのリードで自然な会話が生まれていました。
早川役、ちさと役に加えて、岩城役の新森さん、ナオミ役の久保さんで
エチュード。ナオミ役の久保さんが動きのある演技で場の雰囲気を作っていました。
慎吾役の宮園さん、先輩役の江ばらさんのエチュードでは
この橋口組のリアル助監督松永さんが登場。
迫真の演技で慎吾&先輩コンビにダメ出しです。
演技なのか本気なのか、松永助監督の言葉に制作コースの面々は緊張のひととき。
水島役の佐藤さんのエチュードでは、もう一人の助監督伊月さんと、
制作コースから2名の受講生、そして、
途中からトンちゃん役の渡辺さんも登場して意外な展開をみせるエチュードに。
なぜか佐藤さんがアルバイトの話をするときだけ生き生きしていたことと、
トンちゃん役の渡辺さんが発する意外な一言や、まっすぐな言葉が印象的で
みんなで笑ったり、うなったり。楽しいエチュードでした。