シネマ☆インパクト リレーブログ3

さてさて、リレーブログ。

三人目はこの方です!!!!!



☆☆☆☆☆☆☆


最近、大学芋がとても好きです。
オススメは、四谷 十三里屋の安納芋の大学芋です。

こんにちは。山口遥です。
私はシネマ☆インパクト第一期公開作品の
瀬々敬久監督「この森を通りぬければ」
山本政志監督「アルクニ物語」の2作品に出演しています。

出演者と制作者のリレー形式ブログということですが、
作品紹介や制作過程に関する興味深いお話、表向きなお話は
他の方がすると思うので、任せます。

とはいえ関係無い話をしてもアレなので、
私が感じたシネマ☆インパクトと完成作品、
瀬々組・山本組にまつわる裏話をいたしましょうか。

その① 自分を知ること、そして経験には敵わない。
シネマ☆インパクトの演技コースには常連の魔女がいます。
他の役者を一瞥しても、ひときわ年輪が深いように見えるその魔女は、
懐深く相手を受け止め、素直にその場に居ることを愉しめる人です。
魔女は深夜に及ぶ打ち上げにも臆せず、アヒャアヒャと高らかな笑い声を
響かせます。自分の祖母がこんな時間にこんな大勢の若人に囲まれている
ところなんて想像できません。
私はどうしても人の嫌な部分を先に見つけてしまう癖があり、
人を褒めることが苦手なのですが、その魔女に対しては素直に
「素敵ですね。」と何度か伝えられる瞬間がありました。
その度に魔女は「あなたこそ素敵よ〜。」と柔らかな声で返してくれるのです。
そのやり取りにはお世辞などが感じられず、とても心地の良い会話でした。
自分をよく理解している人は他者に対しての受け皿が大きいものだな。さらに
そこに人生経験が積もっている人の魅力には敵いません。そんな魔女の姿を
大森組「2.11」、瀬々組「この森を通りぬければ」、山本組「アルクニ物語」で
見つけてみて下さい!

その② 冷静になるとおしっこちびりそうな環境。
シネマ☆インパクトの基本スケジュールは約2週間。
当然監督ともほぼ毎日顔を合わせます。助監督もプロの監督陣ばかりです。
劇中音楽、美術や撮影スタッフも普段見る映画のクレジットで知っている方々です。
こんな小汚い己の顔面を映してもらって申し訳ございません!と高嶋政伸ばりの
お詫びを発動したくなるレベルです。怒濤の毎日というのもありますが慣れとい
うのは怖いもので、
撮影本番くらいになるとその環境に居ることの方が日常だと感じてしまいます。
これが危険だ。
撮影が終わった翌日頃に訪れる虚無感、無気力感の恐ろしさよ。
さらに恐ろしいのが、もっとあのような環境に居たい。もっと演技がしたい。
あー映画やりたい!
という波が押し寄せてくることです。映画作りが初めての人なら尚のことだと思
います。
そのように(自分を含め)人が、映画の渦に巻き込まれていく瞬間を目撃できる
ことも
シネマ☆インパクトならではだと思います。

その③ 島津さん!島津さん!島津さん!
シネマ☆インパクト第一期公開作品のチラシを見た方は分かると思いますが、
すべての組の音声を島津さんという方が担当しています。外すのが面倒だったり、
ちょっとした隙に行ったりと、ついマイクをONにしたままトイレに行くこともし
ばしば。
音声だけを録音するオンリーという作業があるのですが、それが濡れ場シーン
だったりして、
島津さんのマイクに向かって2分間アヒアヒ言い続けたりもしました。
もうそうなると島津さんには何も隠す事はありません。心かっ開き状態です。
劇場にいらっしゃる方は是非、みんなの心を開かせた島津さんが録った色々な音に
耳を澄ませてみてほしいです。

その④ 純喫茶いまおか。
山本組「アルクニ物語」には、いまおかしんじ監督が役者として出演しています。
現場でのいまおかさんは、読書好きな喫茶店のマスターみたいな印象でした。
私はわりと朝食にバナナを好むほうなのですが、なんとなくいまおかさんもその
様な感じがしたので
早朝にバナナを差し上げたところ「この時間のバナナ良いねぇ。」と(言ってい
たような気がする)、
食してくれたのがなんだかとても嬉しかったです。そんないまおかさんが劇中で
は、でくの坊だったり
鬼畜だったりエジソン的であったりと慌ただしい変貌を遂げます。是非皆さんの
その目で確かめてみて
ほしいと思います。

随分長いブログになってしまいましたが、
シネマ☆インパクト第一期作品を観に劇場に
足を運んでくださるきっかけになれば幸いです。

さて、私事ですが、毎週土曜日20:30〜24:00くらいまで、
新宿ゴールデン街の「談SINGシネマ」http://dan-sing-cinema.com/
という映画Barでバイトしています。特に一杯無料などのサービス精神は
持ち合わせておりませんが、よろしければお越しください。

それでは、9/1(土)からオーディトリウム渋谷にて、
皆さんにお会いできる事を楽しみにしております。

山口遥 (写真一番右)
https://twitter.com/pucchin_haruka






☆☆☆☆☆☆☆

山口遥さんでした。

さすがライターさんです。


文章にも個性が出ますね!!!

ではでは、次回をお楽しみに(^^♪