シネマ☆インパクト リレーブログ8

リレーブログ、今回は大森立嗣監督クラス 
制作コース高尾です。

2週間のワークショップを締めくくる撮影日。
あの真冬の2日間を思い出せるだけ思い出してみます。

屋上、朝焼け、エアバスケ、坂道、三叉路、暴行、暴力。
ニワトリ、冷たい廊下、寒いトイレ、暗いスタジオ、地下の図書室。
ハロゲンヒーター、血のり、銃、ハンマー、バット、フリスビー。
麦藁帽子、車椅子、黒いコート、黒いブーツ、
ウェディングドレスと古着の燕尾服。
死体、裸体、煙幕、煙玉、ラップ、絶叫、ソプラノ、
詩の朗読、赤絨毯、胸像、日舞、女装。
照明、カメラ、カチンコ、羽毛、二重の輪。
そして、まぶしいラストシーン。

メーリス、ウエス、ヒスケ、コウバンヒョウ、ヒトドメ、クルマドメ、
ギュウドン、オニギリ、ココナツサブレ・・・。
寒いね、眠いね、疲れたね、誰かとしゃべった二言、三言。

「よぉい・・スタート」いつも穏やかな大森監督の声。
なのに、人を脅す・殴る・痛めつける演出をする監督、
ほんとに怖くて演技に見えないのですけど・・・。
物を破壊する演出中の監督、なんだか楽しそう・・。
「タイガー、タイガー・・・」詩の朗読を真似る監督、
みんなの疲労もピークの時間帯に余裕の笑顔。
たばこプカプカ、飄々といつでも余裕に見えた大森監督。

一方、わたしは右往左往、ぐるぐる、フラフラ、
どこにいればいいですか?ここはダメ。そこは邪魔。はぃ、すみません。。

何がなんだか嵐のような撮影を経験して、あー疲れた、もういやだ。。。。うーん、でもなんだか心にぽっかり穴が開いたような気分。
これが映画作りの魅力?魔力?磁力?引力? 

迷うくらいなら参加してみたらいいですよ。
第3期、受講生募集中です。
でも、その前に、映画観てくださいね。